始めまして、病院長を勤めます加藤保夫です。1987年7月に鵠沼の地で開業し30年が経ちました。
その年月の中で獣医学とそれを取り巻く医療機器は目まぐるしく進化しており、治療成績の向上とそのリスクの軽減、そして動物への負担を少なくするという相反する事を達成するため長年試行錯誤で行って参りました。当院の特色は以下の通りです。
まずは医療機器の充実です。適切な診断と治療のために欠かせないものであり、様々な病気や病状に対応できるよう揃えました。詳細は検査機器・医療機器をご覧下さい。
更に、眼科に関しては分からないものを分かりたいという理由でしたが、様々な講演で情報を得るだけでは不十分と感じ、日本大学の研究生として4年在籍し白内障の手術も含め様々な知識や技術を指導して頂きました。
眼科を診療する際には細部の変化も見つけなければならず、その応用が他の診療科目にも大きく貢献していると感じております。
また最近では、腫瘍の補助療法・老齢動物の食欲不振・皮膚病の治療に副作用が認めにくく簡単に行える、第3の治療とも言えるオゾン療法を活用しております。こちらもオゾン療法で詳しく紹介しております。
動物だけに限らず、医療というものは患者の皆様がきちんと理解をし、一緒に前を進んでいく事が何より大事だと考えております。
もちろん医療設備も必要ではありますが、何よりも診察に於いては動物と対話し、よく観察を行い、そして飼い主の訴えをよく聞き、いろいろなデータをご覧になって頂きながら病気のことをよく知って頂くように心がけております。
今までも、そしてこれからもその姿勢を守り、最新の医療機器や獣医学を取り入れ、最善の治療を提供して参りたいと存じます。